エステにも行ったことがないド素人がサロン開業した手順⑤

アロマコーディネーターのライセンスを取得した後、

リンパボディ、ヘッドスパ、フェイシャルトリートメントの実技コースを選択しました。

アロマコーディネーターの資格取得までも色々ありましたがまたそれは後日談。

私が通っていたスクールは地域では大手のスクールでした。(後から知りました)

二人一組で実技のレッスンは進むのですが、ペアになった方がめっちゃ優秀!

(芸大出身者の方で先生の解説を絵で順序だてて描写できる方でした)

というか、このスクール、多少経験がある方が多かったらしく(ノーリサーチで入学してしまったので知らず)全くの初心者の私には最初からかなりハードル高く・・。

講師の説明、デモも1回限り。それを見てすぐに実践。初心者がそんなことはできるわけがない・・でもレッスンは続く・・・という当時の私にとってはかなり過酷な状況。

せめて事前の解説や座学があればまだ何とかなったかもしれないけどとにかく実技のみ。

できなくてもレッスンは進む・・・。という具合で、はっきり言ってこのスクールで私は「劣等生」でした。

私の感覚として、できる人ペースでレッスンが進み、とにかく授業ごとにテキスト手順を決められたところまでやる、できないのは自己責任、練習しないと追いつかないという状況。

自分が何が得意で何が苦手(このころは全部が苦手で向いてないと思っていました)かも明確ではなく、とりあえずカリキュラムを終えてディプロマをもらった‥という印象でした。

当時は自分が劣等生だから仕方ない・・と思っていましたが、自分がセラピストのお仕事するようになって「なんか違う」とはっきりわかりました。

それから独学と色々なセミナーを受けてセラピストに必要な解剖生理などを学びなおしたり、

単発セミナーで手技の勉強をし直したり。

そんな経験から「初めからきちんと学べてこれさえ学べば大丈夫!」というスクールを開講したい!

と講師を目指しました。

ちなみにこのスクール時代にかかった費用は実技クラスで約60万円。

はっきり言って高いと思いました。理由は・・振り返ると、60万円という金額に見合わない内容だったと思うからです。

なんだか自分の通っていたスクールの愚痴のようになりましたが・・。

今の時代なら実技取得だけなら見応見まねでもしかしたらyoutubeでもできちゃうかもしれない、

解剖生理や栄養学も独学しようと思えばいくらでも学べるものはあります。

大切なのは、何がどの程度必要で、どうやったら、どこまでやったら結果が出るのか。そして自分に合ったやり方、どこが違うかをプロに相談できるということだと思います。

残念ながら私の通っていたスクールは実技練習のみ。

テキスト上には、〇〇筋・・と筋肉の名称は出てきても、座学で学ぶわけでもなく、筋肉図があるわけでもなく・・という具合でした。

なのでこの、もやっとした経験から「セラピストになるための講座」を作りたい、と講師を目指しました。

2008年に自宅サロンで細々と始め、2010年にアロマインストラクターからスタートした講師活動。

自分自身の疲れと、スクール体験が原点でした。

次回はこのシリーズ最終!自宅サロンを始めたときのことをお話します!

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